リーディングドラマ「西の魔女が死んだ」 上演

中学に進んでまもなく、学校へ足が向かなくなった少女・まいが、西の魔女こと大好きな祖母のもとで魔女修行をはじめる梨木香歩原作のベストセラー『西の魔女が死んだ』。
この作品が2024年6月、笹部博司さんの台本・演出でリーディングドラマとして舞台化することが決定した。

前田美波里さんが西の魔女、生駒里奈さんが魔女の血をひく孫娘・まい役を演じる。

舞台化にあたり、
前田美波里さんは
「私も祖父母に叱咤激励されながら温かく育てられましたので、子供の頃を思い出して穏やかに演じようと思います。人間なんて自然の中では本当にちっぽけなものだよと自分が感じた想いをそのまま孫に向かって伝えたいです」
生駒里奈さんは
「この作品は、私が中学生の時、一度図書室から借りて朝読書の時間に読んだ事がありました」「観劇してくださる皆様に、色んな感想を持って頂けるよう務めたいと思っております」
と意気込みを語った。
笹部博司さんは
「演劇とは、今起こっていること、ドキュメンタリーであると思っている。前田さんと生駒さんの人生が重なり合う『西の魔女が死んだ』 。特別な舞台になる、そんな予感がする」
と自信をのぞかせる。

原作は、不安な瞬間に寄り添い、心の支えとなってくれるもの。
本公演では舞台からあたたかなエールが届くことだろう。

---

公演概要

---