気持ちはいつもあの頃のまま永遠のペニーローファー
多くの人が学生時代に愛用したローファー。昔、アメリカの学生たちは、アッパーのベルト飾りの穴にコイン(1セント硬貨=ペニー)を入れて履いたので、この靴はコインローファー、またはペニーローファーとも呼ばれる。
今回はお揃いで履くにも最適、ローファーの元祖も言えるアメリカの名品を紹介しよう。
G・H・BASS
ローファーの元祖にして
多くの人が愛用した名靴
ジョン・F・ケネディからマイケル・ジャクソンまで、さまざまな有名人に愛用された靴が「ジーエイチバス(G・H・BASS)」のローファーだ。
創業者ジョージ・ヘンリー・バスによってアメリカのメイン州で創業されたのが1876年。
30年代にフロリダのパームビーチで履かれていたノルウェイ生まれのモカシン靴から着想を得て「ウィージャンズ(WEEJUNS)」という靴を発案する。靴紐がなく、脱ぎ履きが容易なことから怠け者という意味で「ローファー」と名付けられたこの靴は、50年代を迎えると、アメリカの名門大学の学生たちの必須の靴として一世を風靡し、やがてその流行は日本やヨーロッパにまで伝播し、トラッドスタイルの象徴的存在として長年愛用されてきた。
以来、生産拠点は米国外になったものの、そのデザインや佇まいは誕生当時のまま、マッケイ製法を用いて作られているので足馴染みも良い。
昔、この靴を履かれた、あるいは憧れた方も多いはず。スニーカーの次の靴を狙っている方にお薦めだ。
For Lady
定番のビーフロールタイプのローファー。ウィメンズ用には、こんなダークグリーンや艶やかなシルバーカラーなど、カラーバリエーションも豊富に揃っている。レザーソールが採用されているが、通気性と耐熱性に優れた仕様に仕上げられている。マッケイ製法が用いられたこの靴は、屈曲性も良く、快適な履き心地を持つ。
¥29,700/G.H.BASS TOKYO
For Gentleman
「ジーエイチバス」のアイコン「LARSON」のヘリテージモデル。旧モデルよりもクッション性を大幅に向上させたモデルで、レザーソールはやや厚いものに変更され、快適な履き心地を実現している。アッパーはブラックの光沢あるカーフレザーを採用し、お手入れも手軽にできる。
¥33.000/G.H.BASS TOKYO
ソールにある「ウィージャンズ(WEEJUNS)」は、「ノルウェイの」という意味。ローファーはノルウェイに出自を持つ靴だ
甲部分のあて革である「サドル」の両端をモカ縫いした「ビーフロール」の特徴的デザイン
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G.H.BASS TOKYO
03-5843-0777