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「パトリシア・ハイスミスに恋して」

彼女が望んだもうひとつの人生は小説の中にあった

トルーマン・カポーティも才能を認めた、アメリカの人気作家パトリシア・ハイスミス。生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、タベア・ブルーメンシャインをはじめとする元恋人や友人、家族による貴重なインタビュー、そしてヒッチコックやトッド・ヘインズ、ヴィム・ヴェンダースらによる映画化作品の抜粋映像を織り交ぜながら、ハイスミスの愛の探求と悩めるアイデンティティに焦点を当て、彼女の謎に包まれた人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリー。

『太陽がいっぱい』『キャロル』『アメリカの友人』を生んだ作家。その死後に発表された秘密の日記を通して初めて明かされる、多くの女性たちに愛された彼女の素顔とは―。

監督:エヴァ・ヴィティヤ
出演:マリジェーン・ミーカー、タベア・ブルーメンシャイン  
ナレーション:グウェンドリン・クリスティー 
スイス、ドイツ/2022年/88分
11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下、アップリンク吉祥寺他全国公開

©2022 Ensemble Film /Lichtblick Film

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