リーディングドラマ「終わった人」大阪・兵庫公演

当誌創刊号の表紙を飾った中井貴一さんとキムラ緑子さん。

昨年、お二人によるリーディングドラマ終わった人は、たくさんの共感と笑いと涙であふれ、全公演ソールドアウト。そしてこの夏、熱いラブコールによって大阪・兵庫での3公演が決定した。

原作の『終わった人』とは、内館牧子氏による終活小説の第一弾。
田代壮介の人生は、50歳になったところで急ブレーキ。いきなり窓際、そのまま定年退職。毎日、何もやることがない。
「恋をしたら」と娘、「そうよ、恋よ、リタイアした人こそ、恋が生きる活力」と妻。
「くそ、バカにしやがって。俺は、ネバーギブアップの男だ!!」
そこに最高の仕事と最高の恋の相手があらわれる。
しかし、勝負をかけた女性には手ひどく振られ、引き受けた会社が突然の倒産。

この田代壮介の運命を真正面から受けて演じるのが中井貴一さん。
愛人にしようとするがどこまで行ってもメシだけオヤジを卒業させてくれない久里。すべてを見通している娘・道子。カッコイイバーのマダム・美砂子。そして妻・千草。
その女性たちをキムラ緑子さんが一手に引き受け、自在に壮介をひきまわす。

見所いっぱいの小説が、二人の役者によって、見所いっぱいの舞台となって帰ってくる。

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公演概要

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