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忘れられない〝洋食元祖〞の美味しさ ― 煉瓦亭

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1895(明治28)年創業。鍊瓦造りの建物が立ち並ぶ銀座でフランス料理店として開店。創業者の木田元次郎氏がご飯に合うおかずに慣れ親しんだ日本人の舌に合うように発明したのが「とんかつ」の原点である『ポークカツレツ』。元々はフランス料理の焼き上げ式「仔牛のコートレット」。牛肉を豚肉に、ドライのパン粉を生パン粉に変え、フライパンではなく天麩羅鍋を使いラードを加えた特製の揚げ油でカラッと仕上げ誕生したのが洋食のはじまりとされる『元祖ポークカツレツ』。私たちが「カツやフライにはキャベツの千切り」が当たり前と思っているのも、当店の発明だという。
「昭和のオリンピック」の開催年である1964(昭和39)年に建て替えた建物は重厚感がありながらも敷居の高さを感じさせない佇まいである。「煉瓦亭の洋食が食べたくて」と何十年ぶりに訪れるお客様も多く、国内のみならず、先日の大統領の訪店以来、特に韓国からのお客様が多いという。「うちの洋食の味を覚えていてくださって再来店いただき大変ありがたい事です」と語る四代目のご主人・木田浩一朗さん。世紀を超えて、世代を超えて愛される「忘れられない味」。洋食元祖『煉瓦亭』の美味しさは今後も国内海外問わず多くのお客様に愛され続けるはずだ。

挽肉に下味をつけて調理する伝統の美味しさ、『明治誕生オムライス』

煉瓦亭
れんがてい

電話番号03-3561-3882
住所東京都中央区銀座3-5-16
営業時間11:15-15:00(L.O.14:00) 17:30-21:00(L.O.20:00)
休業日日曜