東京スローリー

変わらぬカウンターでの江戸前天麩羅 ― てん茂

1 8 8 5( 明治18)年に初代・奥田茂三郎氏が屋台で創業。 1907(明治40)年に日本橋に店を構え、趣ある現在の店舗は戦後間もない1947(昭和22)年に建てられた。
『てん茂』のカウンターには四代目・奥田秀助さんと息子の陽助さんが変わらぬ〝蝶ネクタイ〞姿で迎えてくれる。

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江戸前ならではの素材への探求心と黒い胡麻油で揚げるスタイルも変わらずに美味い江戸前の天麩羅を愉しめる。江戸前の定番『穴子』をいただくと揚った衣は芳醇な胡麻油の香り。全く油っぽさを感じないフカフカの穴子の美味しさは格別。素材の特徴を知り尽くした熟練の技がなせるものだ。

美しい『才巻海老』
貴重な『琵琶湖の鮎』。これを目当てに通う顧客もいるという
旬の季節野菜『東京うど』
小巻海老と三つ葉のかき揚』

77年続くカウンターでの江戸前天麩羅。
日々お客さまと向き合い、素材を見極め、黒い胡麻油の前に立つ奥田さん親子。この先もずっと美味い江戸前天麩羅を是非お願いしたい。

四代目ご主人の奥田秀助さんと奥様の千賀子さん、五代目の陽助さん

てん茂

てんも
電話番号03-3241-7035
住所東京都中央区日本橋室町4-1-3 
営業時間月-金12:00-14:00/17:00-20:00
土12:00-14:00/17:00-19:00
(前日までに要予約)  
休業日日・祝・8月の土曜