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常連客の新たな愉しみ ― 西洋料理 三笠會館 GINZA 1925 銀座三越店

1925(大正14)年、歌舞伎座前で創業した氷水屋をルーツとする『三笠会館』。外食メニューとして1932(昭和7)年に日本で初めて『鶏の唐揚げ』を提供したと言われている。当時、苦境にあった支店の復活の切り札として登場し、その美味しさが瞬く間に評判となり看板メニューとなったお料理は、現在も『三笠会館伝統骨付き鶏の唐揚げ』として多くの顧客に愛されている。

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丸鶏の様々な部位の美味しさをシンプルに愉しむために添えられるのはねりがらしと白ごま塩。あの米国発のフライドチキンでは味わえない上質な美味しさは老若男女問わず人気のある定番メニュー。2ピースから注文できるので「とりあえず唐揚げ」という常連客も多いという。
銀座並木通りの本店はフレンチ、イタリアン、和食に中国料理、そしてBarなど全てハイクオリティの飲食を長年提供してきた〝美味しい館〞。その歴史に寄り添ってきた常連客も多いが彼らにとって2019年開店した銀座三越店は新しい居場所になっているようだ。
本店から、この春に支配人として着任した田口さんはこう語る「本店の常連のお客さまから『買い物帰りに便利』と言われます」さらに「先日、デイナーを召し上がったお客さまから『お昼は本店の中華だったわ』と、三笠のハシゴをしてくださったのです」など、常連客にとって新しい愉しみになっている証左である。昼下がり、買い物帰りにゆっくりと過ごすには最適のロケーション。明るい新店舗で伝統の洋食を愉しんではい
かがでしょう。

三笠会館伝統の味 骨付き鶏の唐揚げ
ランチでもデイナーでもサイドメニューとして注文する方が多いという『三笠会館伝統の味 骨付き鶏の唐揚げ』
予約制の『特選洋食弁当』。三笠会館の洋食メニューがいろいろ愉しめるお弁当。2日前までの予約が必要
2019年オープン。日差しが入る明るい店内は、買い物帰りに寛げる空間
支配人の田口さんと料理長の粕谷さん

西洋料理 三笠會館 
GINZA 1925 銀座三越店

せいようりょうり みかさかいかん 
ぎんざ1925 ぎんざみつこしてん
電話番号03-6263-2745
住所東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越新館11階
営業時間平日ランチ11:00-15:00(L.O.14:30)
平日ディナー17:00-21:00(L.O.20:00) 
土日ランチ11:00-15:00(L.O.14:30)
土日ディナー17:00-22:00(L.O.21:00)
休業日銀座三越店に準ずる