食
美味しさを受け継ぎ一層拡がる「心に残る思い出」― すき焼 ちんや
1880(明治13)年に、東京・浅草の地に料理屋として創業、1903(明治36)年に、すき焼きの専門店となり、その料理へのこだわり、味、クオリティから、日本を代表するすき焼き店として名を馳せてきた『ちんや』がWDI GROUPに暖簾を継承し花川戸の地でスタートして一年余り。『ちんや』名物の「適サシ肉」ならではの、赤身の旨味と脂の甘味のバランスと、そして熟成による香りの良さが絶妙な『すき焼き』や『しゃぶしゃぶ』の美味しさ。そして、かつての風情を感じられる調度品などはそのままに『ちんや』の「美味しい理由」はしっかりと受け継がれている。
昨年春の再開とともに多く訪れた何世代にも渡るお客さまに加えて、最近顕著に多いのが海外からの観光客。特にSNSなどを通じて『ちんや』を知りネットで予約される顧客だと言う。「靴を脱いで座敷にあがるというのも抵抗がないようです」と語る支配人の羽白さん。これも体験型観光が好まれている証しなのだろう。さらに顧客が多様化する中でベジタリアンやビーガンの方もおり、突然の「お肉が食べられない」という要望にメニューにはない「野菜だけのしゃぶしゃぶ」で対応した事もあったと言う。世代を超えて愛されてきた『ちんや』が「心に残る思い出」の場所として世界中のお客さまに認知されようとしている。
ちんや浅草本店
電話番号 | 03-3841-0010 |
住所 | 東京都台東区花川戸2-16-1 |
営業時間 | 月~金 11:00~15:00 16:30~22:00 土・日・祝 11:00~22:00 (精肉店は10:30~19:30) |
休業日 | 無 |